会長エッセイ by 自殺未遂当事者の会-芯-

公共施設札幌エルプラザに活動拠点を置く「自殺未遂当事者の会-芯-」会長のブログです。

すべての人に好かれるなんてありえないんだから、一人の人に好かれたらそれでいいんだ

「誰にでも好かれたい」

私は高校2年生の始めにそう思ったんです。
だから、自分のグループじゃないギャルと私をいじめてた人とか、
すべての人に好かれようと努力をしたことがあります。

ギャルが大声で「飴食べる人~」」って言ってたから、「はい!」って手を挙げて、もらいました。
でもそのあと「はい100万円」っていじられましたけどw

そりゃそうだギャルと私の間には何一つとして共通点がないので、
普通はギャルのグループ内に入ってはいけないのですからw

あとは、私を1年の時にいじめてた人たちも許そうと思ったり、努力はしました。
でも、やはりそんな簡単じゃなくて、どういたらいいか分からず
逃げ込むようになりました。


でもその時、仲良かった先生に相談したら、
「すべての人に好かれるなんてありえないんだから、一人の人に好かれたらそれでいいんだ」
と言われました。
それが今も胸に残っています。

私は、「誰かは誰かのゲートキーパー」だと思ってゲートキーパーの勉強をしています。
必要ない人なんて、誰一人としていません。
グループに属さない人でも、部屋の中で悶々としてる人も、みんな同じ。
一人の、一つの、命なんです。

誰にも好かれない人は、いないんです。
嫌いな人がいたら、嫌っとけ。
嫌いなものは嫌いなんだから、好く必要はないと私は思います。
でもその嫌いな人にも、その人を好いてる人がいて、、、ってなると、少しは人の見方が変わってくるんじゃないかなと
私は思います。
まぁ嫌いな人は誰にでも一人は必ずいますけどね(^_-)-☆


自殺未遂当事者の会-芯-
会長 土屋さつき