会長エッセイ by 自殺未遂当事者の会-芯-

公共施設札幌エルプラザに活動拠点を置く「自殺未遂当事者の会-芯-」会長のブログです。

左腕がきれいな人に憧れる私

「きっとあの人は、左腕がきれいなひとに恋するんだろうな、、、」

 

私は、自殺企図がすごくあって、毎日でも死にたいと思っています。

なので、リストカットの傷も半端ないです。

最初に自殺したとき、まだ整形外科で縫ってもらい、傷が残らないようにしてくれました。

 

でも、そのあと訳あって一人暮らしをしたら、もう大変!一日中リスカしまくり!

包帯洗濯しまくりで、どんどん傷が増え、整形外科も行かずそのままにしていたから、

ケロイドがすごくなってきて、最近では、切っている跡を切ったら、すごく切りやすくて

それに沿って切っています。

 

ある大切な人に言われました。

私のリスカは生きるためにしているって。

その時、私は気づかれました。

 

その通りだと。私は「死にたい」んじゃなくて「生きたい」んだって。

生きるために、ストレスのはけ口としてリスカをしているだと。

 

だから、私はリスカをやめました。(今のところ)

 

生きたいから。

その人に嫌われたくないから。

みんなに心配かけたくないから。

そして、

死にたくないから。

 

こんな私でも、いいかな?

こんな弱い私でも、救える命はあるのかな?

 

毎日、手紙を見ては、泣いている日々です。

こんな私を(人間として)好きになってくれますか?

 

毎日、自分に問いてます。

「きっとあの人は、左腕がきれいなひとに恋するんだろうな、、、」